善意銀行、荒尾・玉名地域の16小中学校に車椅子贈る

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熊本善意銀行(会長・伊豆英一熊日名誉会長)は14日、荒尾・玉名地域の16小中学校に車椅子を1台ずつ贈った。県肢体不自由児協会の要望を受けて、2005年から続けており15回目。

 玉名市の県玉名地域振興局で贈呈式があり、各校の校長ら約30人が出席。善意銀行の井手輝利専務理事が、玉名中3年の石口怜音水[れおな]さんら代表の児童生徒5人に手渡した。

 玉名中には車椅子が1台あり、体育大会の練習中にけがをした男子生徒が使用した。贈呈で2台となり、石口さんは「彼をサポートする友人たちを見て、福祉が身近にあることを知った。全校生徒で大事に使いたい」と謝辞を述べた。

 車椅子はアルミ製で、災害時も使えるよう空気入れ不要でパンクしないタイヤになっている。(熊川果穂)

【写真】熊本善意銀行の井手輝利専務理事(左端)から車いすを受け取った児童生徒ら=玉名市

提供:熊本日日新聞社
2018/11/15

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