熊本市北区の児童養護施設に新そば振る舞う 熊本そば名店会

写真

 熊本市のそば屋11店でつくる熊本そば名店会は10日、同市北区の児童養護施設「龍山学苑」の児童生徒46人に新そばを振る舞った。

 児童養護施設の子どもたちに本格的なそばを食べてもらおうと、新そばの時期に合わせて20年以上続けている。同会の職人が手打ちの技を披露し、子どもたちも体験した。天ざるそば約100食が出来上がると、子どもたちは笑顔で頬張った。

 龍田中1年の北村ひとみさんは「手打ちは難しかったけど、自分で打ったそばはおいしい」。同会の正木譲さん(68)は「熊本には100年以上の歴史があるそば屋もあり、本格的なそばの味を知ってほしい」と目を細めた。(豊田宏美)

【写真】出来たての天ざるそばをほおばる龍山学苑の子どもら=熊本市北区

提供:熊本日日新聞社
2019/11/12

熊日掲載記事一覧
トップページに戻る