熊本善意銀行預託金46%減 21年度決算

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 公益社団法人熊本善意銀行(会長・伊豆英一熊日名誉会長)は16日、熊本市中央区世安の熊日本社で定時総会を開き、2021年度の決算を承認した。

 預託金収入は615万9千円。大口の預託があった前年度から46・3%減った。障害者福祉や児童福祉のための助成や火災見舞いなどの払い出し金は936万4千円で、前年度から29・7%減った。

 使用済み切手を除くコメや玩具などの物品預託は105件で、前年度から1件増加。新規預託は43個人・23団体からあった。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、高齢者施設での演奏といったボランティア奉仕の仲介は20年2月から見合わせている。

 総会には、委任状を含めて会員80人が出席した。(元村彩)

【写真】2021年度の決算を承認した熊本善意銀行の定時総会=16日、熊本市中央区

提供:熊本日日新聞社
2022/06/17

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