熊本善意銀行ニュース
共同作業所へ570万円を助成
熊本善意銀行(会長・伊豆英一熊日社長)は一日、創立四十五周年を記念して県内の障害者共同作業所三十八カ所に合計五百七十万円の助成金を贈った。熊本市の熊日本社であった贈呈式には、共同作業所から約五十人が出席。善銀の酒井欽司専務理事が「善銀は県民の善意が集まるところ。十分な金額ではないが、活動に弾みをつけてほしい」とあいさつし、代表二人に助成金を手渡した。
とら太の会みのり(八代市)の山下順子代表(55)が、「(障害者が)働く喜びを見いだす機会づくりに役立てたい」などと礼を述べた。
善銀は四十五周年記念として十九、二十の両日、障害者共同作業所に物品販売の場を提供するフリーマーケットを熊本市のびぷれす広場で実施する。(東寛明)
[ 提供:熊本日日新聞社 2008/10/02 ]