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熊本善意銀行ニュース

車いす40台を38小中学校に寄贈

 熊本善意銀行(会長・伊豆英一熊日社長)は二十五日、玉名、芦北・水俣地区の三十八小中学校に、車いす計四十台を贈った。

 県肢体不自由児協会からの要望などがあり、二〇〇五年から地区ごとに寄贈。これまで鹿本、菊池、八代、宇城地区に贈っており、贈呈数は計百二十台となった。

 熊本市世安町の熊日本社で学校長ら約四十人が出席して贈呈式があり、善銀の酒井欽司専務理事が、代表の津奈木中一年の村松大誠君(13)、田口瑞希さん(13)に手渡した。

 荒尾二小の東伸一朗校長が「体の不自由な子どものために使い、車いす体験などの授業にも活用したい」と謝辞を述べた。(東寛明)
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