熊本善意銀行ニュース
年末の炊き出し協力を 熊本ホームレス自立支援の会が募金活動
NPO法人・熊本ホームレス自立支援の会(嶋本勝博理事長)が5日、熊本市の下通アーケードで、ホームレス生活者への炊き出しのために街頭募金を呼び掛けた。今年は米の寄付が少なく、年末の炊き出しが困難になっている。同会のメンバーら約10人が参加し、買い物客らに「ホームレス生活者に食事と働く場所を」と協力を求めた。
同会は熊本善意銀行からの援助金50万円を活用し、6日午後2時から4時まで、県庁東門周辺の清掃活動に協力してくれたホームレス生活者に1000円分の買い物券を謝礼として渡し、生活を支援する。
嶋本理事長は「これまで農家や農協などから米の寄付をいただいてきたが、今年は不況の影響もあり低調。食事とともに内職などの仕事も不可欠で、ぜひ協力してほしい」と話している。同会TEL096(385)6299。(横山千尋)
[ 提供:熊本日日新聞社 2009/12/06 ]