熊本善意銀行ニュース
廃部の残金を地域貢献に~熊日将棋部
熊日将棋部(小川芳宏代表、熊本市世安町)は2月25日、部員の減少で廃部を決め、会計担当の大塚文男さんが部費の残金14万2659円を熊本善意銀行(会長・伊豆英一熊日社長)訪れ、津留健一事務局長に預託した。熊日将棋部は約40年前に熊日社員の将棋愛好家が集まり、多い時には部員が20数名を超えていた。部員たちは、昼休みの休憩時や帰宅前の余暇を利用して楽しんでいた。また、部員の中で上級者は、県庁・市役所・企業の有段者と対抗戦を開催し、親睦と実力アップを図っていた。大塚さんは「今から、10年前に豪華な賞品や弁当を用意し、社内対抗戦を行ったのが楽しい思い出となった。しかし、近年は趣味の多様化に伴い、部員の参加者が減少してきた。この数年は部員が10名以下となり、また退職者がふえ部の維持が難しくなってきていた。部が解散となったので部費の残金は小川会長と相談し、地域貢献につながればと持参しました」と述べた。
[ 2011/03/01 ]