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熊本善意銀行ニュース

100歳祝い記念品 県内772人に

写真  熊本善意銀行(熊本市)は、本年度100歳を迎える県内の772人に記念品の贈呈を始めた。敬老の日に合わせた恒例行事で、56回目。

 12日は井手輝利専務理事が、来年2月に100歳になる人吉市西間下町の福原タツさんを訪問。千代の園酒造(山鹿市)から預託された清酒「百歳萬歳」と膝掛けを贈った。

 福原さんは人吉市下青井町生まれ。大村尋常小でプロ野球巨人の元監督、故川上哲治氏と同級生だった。「宮崎キャンプに同級生で応援に行ってました」。

 約20年前に夫・喜一さんを亡くし、1人暮らし。健康の秘訣[ひけつ]は「身体を動かすこと」。日ごろから地域の氏神・老神[おいかみ]神社の清掃活動やグラウンドゴルフの練習に参加。好きな庭の手入れでは「ツツジの剪定[せんてい]などもやります」と福原さん。「これからもいただいた命を大切にしたい」と話している。

 記念品は各地の熊日販売センターを通じて対象者に届けられる。(吉田紳一)
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