熊本善意銀行ニュース
預託金18.2%減 19年度決算
熊本善意銀行(会長・伊豆英一熊日名誉会長)は18日、熊本市中央区の熊日本社で定時総会を開き、2019年度決算を承認した。預託金収入は575万1千円で、多額の香典返しがあった前年度から18・2%減った。障害者福祉団体のイベントへの助成や火災見舞いといった払い出し金は、前年度比4・8%減の863万4千円だった。
使用済み切手を除くコメや玩具などの物品預託は98件。新規預託は26個人・17団体からあった。高齢者福祉施設での演奏といったボランティア奉仕回数は138回増えて442回となった。
東日本に記録的大雨をもたらした昨年の台風19号では、熊日や熊本放送と協力して救援金を募り、日赤県支部を通して2586万6千円を贈ったと報告。総会には会員83人(委任状含む)が出席した。(澤本麻里子)
[ 提供:熊本日日新聞社 2020/06/19 ]