熊本善意銀行ニュース
100歳祝い、県内834人に記念品
熊本善意銀行(熊本市)は、本年度中に100歳を迎える県内の834人に記念品の贈呈を始めた。敬老の日を前にした恒例行事で、57回目。18日は、井手輝利専務理事が湯前町のサービス付き高齢者住宅「ゆのまえ美空」を訪問。入所者の津留メグミさん(100)と黒木滿世さん(99)、椎葉實さん(99)に記念品のバスタオルと、千代の園酒造(山鹿市)が預託した清酒「百歳萬歳」を贈った。津留さんは俳句や詩吟、書道と多趣味で、読書にも没頭する。元化粧品販売員とあって、今もパーマをかけに美容院に通う。黒木さんは掃除、洗濯など身の回りのことは一人でできる。趣味は手芸で編み物が得意だ。椎葉さんは、頭と体の運動に熱心。体操や脳トレにも励んでいる。
長寿の秘訣[ひけつ]について3人は「身だしなみをきちんとし、おしゃれすること」「小さな事でくよくよせず、朗らかに前向きに過ごすこと」と口をそろえた。
記念品は各地の熊日販売センターを通じ、対象者に届けられる。(坂本明彦)
[ 提供:熊本日日新聞社 2020/09/19 ]