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熊本善意銀行ニュース

敬老の日 100歳祝い、934人に記念品 熊本善意銀行

写真  熊本善意銀行(熊本市)は11日、本年度に100歳を迎える県内の934人に記念品の贈呈を始めた。敬老の日に合わせた恒例行事で、60回目。

 この日は、善銀の和田浩二専務理事が山都町北中島の彩雲苑を訪ね、来年1月1日に100歳になる中川亘さんに記念品のバスタオルと、千代の園酒造(山鹿市)から預託された清酒「百歳萬歳」を贈った。

 中川さんは旧矢部町生まれで、県職員として農政畑を長く歩み、退職後は書道や執筆活動、グラウンドゴルフに打ち込んだ。「100歳になるのが待ち遠しかった。もともとお酒が大好きで、体が持つとは思わなかった」と照れ笑いを浮かべた。

 妻幸子さんも昨年100歳を迎えた“ご長寿夫婦”。76年間寄り添う夫について、幸子さんは「健康で本当に働き者」と褒めた。

 記念品は、各地の熊日販売センターを通じて対象者に届けられる。(河北英之)

【写真】熊本善意銀行の和田浩二専務理事(右)から記念品を受け取る中川亘さん=山都町
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