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熊本善意銀行ニュース

善銀、小中学校に車いす 人吉球磨の11校へ寄贈

写真  熊本善意銀行(会長・伊豆英一熊日名誉会長)は27日、人吉球磨の11小中学校に車いす各1台を贈った。県肢体不自由児協会の要望を受け、2004年度から県内の小中学校に寄贈しており、20回目。累計で396台となった。

 人吉市東間下町の東間小で贈呈式があり、善意銀行の和田浩二専務理事が「病気やけがをした人の理解を深めるきっかけになれば」とあいさつ。

 式には授業で福祉について学ぶ4年生が参加し、内村聡汰君らが「車いすを贈っていただいたおかげで歩くのが大変な人たちにとって優しい東間小になる」と感謝した。

 車いすは折り畳み式で、児童数人が実際に乗って使い方を確かめた。車いすを利用している児童の補助具や介護体験に使う。(川野千尋)

【写真】熊本善意銀行が東間小に寄贈した車いすの使い方を確かめる児童=人吉市
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