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熊本善意銀行ニュース

善意銀行 車いす寄贈 菊池郡市の小中20校へ

写真  熊本善意銀行は8日、菊池郡市の小中学校20校に車いすを1台ずつ贈った。熊本県肢体不自由児協会の要望を受けて2004年度から県内の学校に毎年寄付しており、通算416台となった。

 大津町の大津中で贈呈式があり、善意銀行の渡辺吉孝専務理事が「思いやりの心を育むために役立ててほしい」とあいさつ。3年の植原志穂奉仕委員長が「けがをした生徒や先生など、多くの人を手助けできる」。菊池郡市校長会長も務める平岡馨校長が「菊池郡市の子どもの人口は増加し、ニーズが高まっている」と感謝を述べた。

 車いすは折り畳み式で、パンクしないタイヤを装備している。各校は負傷者が発生した際や福祉体験学習で利用する。(草野太一)

【写真】熊本善意銀行の渡辺吉孝専務理事(後列左から3人目)から車いすを受け取った大津中の生徒=8日、大津町
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