熊本善意銀行からのお知らせ
令和3年度予算を理事会で承認
熊本善意銀行は令和3年3月18日、熊本市中央区世安町の熊日本社内で、令和3年度予算を審議する理事会を開催。理事13人、監事2人が出席し、予算案と事業計画案が承認されました。伊豆英一会長は「熊本善意銀行は今年で公益社団法人になって10年目の節目を迎えます。新型コロナ感染拡大や甚大な被害をもたらした昨年7月豪雨など多難な時代ですが、県内の社会福祉の充実のため、『善意の架け橋』としての役割をより一層果たしてまいります」とあいさつしました。
熊本地震の発生から5年目を迎え、新型コロナウイルス感染拡大の収束も見通せない中、熊本善意銀行(以下「善銀」という)は令和3年度も引き続き、新型コロナの影響を強く受けている方々、昨年7月豪雨や熊本地震の被災者などをより一層支援し、少しでも元気な地域社会や福祉を取り戻していくお手伝いができればと考えて予算を編成しました。
令和3年度も従来の中核事業を中心に推進してまいりますが、新型コロナや多発する自然災害で寄付の分散化がみられることなどを考慮して、寄付金収入は前年度予算並みの予算にしました。
公益目的事業会計と法人会計を合算した総経常収益は2280万円で、前年度比101.8%。総経常費用は2378万円とし、総当期経常増減額は98万円の赤字になりました。
法人会計の経常収益予算は825万円。支出合計は277万円、当期経常増減額は548万円の黒字計画にしました。
公益目的事業会計は令和3年度収入を1455万円の予算にしました。公益事業費は2101万円で、当期総経常増減額は646万円の赤字となり、収入を上回る払い出しにしました。
公益目的事業は、地域ボランティア活動支援や「小・中学校への車いす贈呈」、「100歳到達者の表彰」などをこれまで通り行っていきます。さらに、障がい者福祉・児童福祉・高齢者福祉等の払い出し申請に基づく公益事業予算は、新聞・ラジオ・ホームページ等を活用して広く門戸を開き、ケースに応じて柔軟に対応していきます。
[ 2021/03/19 ]