社会福祉・寄付・募金・ボランティアの架け橋|公益社団法人 熊本善意銀行 オフィシャルサイト

熊本善意銀行からのお知らせ

地域に根差した社会福祉 これからも 令和6年度予算を理事会で承認

写真  熊本善意銀行は令和6年3月22日、熊本市中央区世安の熊日本社内で、令和6年度予算を審議する理事会を開催。理事15人、監事2人が出席し、予算案と事業計画案が承認されました。
 伊豆英一会長は「新型コロナウイルス感染症が『5類』に移行したことに伴い、経済活動は徐々に回復の兆しが見られます。一方で、エネルギー価格の上昇や急激な物価高が、私たちの暮らしに直接的な影響を与えています。さらに令和6年元日、最大震度7の大地震が石川県の能登半島を襲い、甚大な被害をもたらしています。多難な時代ですが、熊本善意銀行は県内の社会福祉の充実のため、『善意の架け橋』としての役割をより一層果たしてまいります」とあいさつしました。

 熊本県内でも多くの商業施設や観光地がにぎわいを取り戻しつつある一方で、熊本地震や令和2年7月豪雨の被災地の復興、被災者の生活再建が大きな課題となっています。熊本善意銀行(以下「善銀」という)は令和6年度も引き続き、新型コロナウイルス禍や物価高の影響を強く受けている方々をはじめ、令和2年7月豪雨や熊本地震の被災者などを支援している団体への助成を通して、元気な地域社会や福祉を取り戻していくお手伝いができればと考えて予算を編成しました。
 コロナ禍の収束を追い風に経済が緩やかに回復している一方、物価高や実質賃金の目減りによる消費マインドの低下など、先行きが不透明な状況は今後も続きそうです。そのため令和6年度の寄付金収入は、前年度予算に対してほぼ同額の予算にしました。
 公益目的事業会計と法人会計を合算した総経常収益は2315万円で、前年度比99.8%。総経常費用は2648.5万円とし、総当期経常増減額は334万円の赤字になりました。
 法人会計の経常収益予算は818万円。支出合計は279万円、当期経常増減額は539万円の黒字計画にしました。
 公益目的事業会計は令和6年度収入を1498万円の予算にしました。公益事業費は2370万円で、当期総経常増減額は872万円の赤字となり、収入を上回る払い出しにしました。
 公益目的事業は、地域ボランティア活動支援や「小・中学校への車いす贈呈」、「100歳到達者の表彰」などをこれまで通り行っていきます。さらに、障がい者福祉・児童福祉・高齢者福祉等の払い出し申請に基づく公益事業予算は、新聞・ラジオ・ホームページ等を活用して広く門戸を開き、ケースに応じて柔軟に対応していきます。
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