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熊本善意銀行ニュース

設立60周年 より安定した運営を目指して 令和5年度予算を理事会で承認

写真  熊本善意銀行は令和5年3月15日、熊本市中央区世安の熊日本社内で、令和5年度予算を審議する理事会を開催。理事14人、監事1人が出席し、予算案と事業計画案が承認されました。

 伊豆英一会長は「新型コロナウイルスの流行の波は「第八波」まで拡大した一方で、感染対策を取りながら社会経済活動の正常化との両立を目指す『ウィズコロナ』の流れも定着しつつあります。また令和2年7月豪雨や熊本地震の被災地では、今なお復興への取り組みが続いています。多難な時代ですが、熊本善意銀行は県内の社会福祉の充実のため、『善意の架け橋』としての役割をより一層果たしてまいります」とあいさつしました。

 経済活動と新型コロナウイルス対策の両立が大きな流れになっている一方で、ウクライナ情勢に円安ドル高が絡んだ物価高騰が暮らしに大きな影響を与える中、熊本善意銀行(以下「善銀」という)は令和5年度も引き続き、コロナ禍や物価高の影響を強く受けている方々、令和2年7月豪雨や熊本地震の被災者などをより一層支援し、少しでも元気な地域社会や福祉を取り戻していくお手伝いができればと考えて予算を編成しました。

 令和5年度も従来の中核事業を中心に推進してまいりますが、新型コロナの動向や原材料高など先行きが不透明な状況などを考慮して、寄付金収入は前年度予算並みの予算にしました。

 公益目的事業会計と法人会計を合算した総経常収益は2320万円で、前年度比102.0%。総経常費用は2500.9万円とし、総当期経常増減額は181万円の赤字になりました。

 法人会計の経常収益予算は820万円。支出合計は284万円、当期経常増減額は536万円の黒字計画にしました。
 公益目的事業会計は令和5年度収入を1500万円の予算にしました。公益事業費は2217万円で、当期総経常増減額は717万円の赤字となり、収入を上回る払い出しにしました。

 公益目的事業は、地域ボランティア活動支援や「小・中学校への車いす贈呈」、「100歳到達者の表彰」などをこれまで通り行っていきます。さらに、障がい者福祉・児童福祉・高齢者福祉等の払い出し申請に基づく公益事業予算は、新聞・ラジオ・ホームページ等を活用して広く門戸を開き、ケースに応じて柔軟に対応していきます。
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